- 身辺整理で断捨離をしたい
- 身辺整理の断捨離と普通の断捨離って何が違うの?
- 身辺整理で断捨離を進めるポイントを知りたい
新生活をスタートさせる場面や転勤、退職、または終活などでよく聞く「身辺整理」。
聞きなじみのある言葉ですが、具体的な意味や身辺整理における断捨離について、詳しくはわからないという方も多いはず。
そこで本記事では、身辺整理の概要や断捨離について詳しく解説します。
身辺整理での断捨離とは
身辺整理とは、文字どおり「自分の身の回りのものを整理整頓する」こと。家具や家電、小物類といった「モノ」はもちろん、財産や資産、人間関係なども含まれます。
一般的な断捨離は「モノ」の処分に限定されますが、身辺整理にはお金や人間関係など、自分に関係するあらゆるものを整理整頓する、という意味があるのです。
冒頭でお伝えしたように、身辺整理は主に新生活や退職、転職、あるいは「終活」のタイミングで行われます。
その目的としては、環境が変わるタイミングで「自分の生活を一度リセットする」「生活のクオリティを上げる」などです。また終活においては、「家族や周囲の人たちに迷惑をかけないため」といった目的があります。
身辺整理での断捨離のポイント3つ
それでは本題である、身辺整理における断捨離のポイントについて見ていきましょう。
特に押さえておきたいのは以下の3つです。
- サイズの大きい家電・家具の処分を優先する
- 人間関係・SNSも整理する
- 家や車などの財産関係も忘れずに整理する
サイズの大きい家電・家具の処分を優先
身辺整理で「モノ」を断捨離する際、サイズの大きいものを先に撤去することで、部屋が広くなり、少し清々しい気分になります。
また家具や家電を置いていたスペースが空くため、その後の作業もしやすくなるのです。
また、大きい家具や家電は一人で運べません。その場合は、無理せず専門業者にお願いするのもひとつの手です。
人間関係・SNSも整理する
新生活がスタートする場面では、「今後も付き合いがありそうな人」だけを残します。その際、電話番号やメールだけでなく「SNS」も断捨離するのがオススメ。
SNSごとやめてしまうのがベストですが、難しければフォローを解除したり、アカウントを作り直したりするのが良いでしょう。
終活の場合も、友人や親戚など今後付き合うべき人を整理整頓します。付き合いをやめる人に対して、毎年送っていた年賀状をやめる意思を伝える「年賀状じまい」をする人が多いです。
最後の挨拶も兼ねて、今までお世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えましょう。
家や車などの財産関係も忘れずに
たとえば、保険加入の有無や、誰に相続してもらうのか、名義変更をどうするか、など自分が保有する資産周りのこともしっかりと確認し、今後の方針を固めておきましょう。
また「借金」も身辺整理のひとつです。ローンや事業の借金などマイナス資産がしっかりと精算されるよう、整理整頓する必要があります。
財産関係のものは大きなトラブルの元になるケースが多いので、トラブルなくスムーズに財産を引き渡すためにも、「誰に財産を譲るのか」「誰に責任を持ってもらうのか」を明確にしておきましょう。
身辺整理では思い出の残しすぎに注意
身辺整理では、財産や人間関係など「今まで自分が大切にしてきたもの」を断捨離することになります。しかし、なかには「思い出だから…」と身辺整理を進められない人も。
たしかに思い出は大切です。しかし、だからといって思い出ものもをすべて残しては、身辺整理の意味がありません
「捨てる勇気」を持つことも大切です。思い出を大切にしすぎるあまり結局ほとんど処分できていない、といった状況にならないよう注意しましょう。
重たい家具や家電は業者に任せよう
身辺整理では、家具や家電など重たいものを断捨離します。しかし、一人で運ぼうとするとケガの危険があるため、不用品回収業者に依頼するのがオススメです。
不用品回収では、大きいものの回収はもちろん、品物の仕分け、場合によっては買取もおこなってくれます。
また不用品回収の「プロ」が対応してくれるため、身辺整理も断捨離もスムーズに進みます。
自分で頑張ることも大切ですが、余裕を持って身辺整理をするためにも、ぜひ「不用品回収」を選択肢に入れておいてください。